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森に仇なす者
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[厳重に封された手紙]

お初にお目にかかる。
近頃は臆病者ばかりで、誰もかれもが避けて通る迷いの森であるが、
最近、そこに足を踏み入れ生きて帰った者が出たと聞いた時は、
そのような気骨ある者がまだいたものかと驚いたものだ。

その剛毅さを見込み、この依頼をさせてもらった。

単刀直入に言おう。
森の頭領たる妖精族の女王が管理する秘宝、これを盗み出して欲しい。
無論、森の妖精族との敵対は必至となるが、
これを見事成し遂げた暁には首都に豪邸が建つ程の報酬を約束しよう。

この申し出が気に入らないのならば、
口封じ代も兼ねて同封した前金を懐に仕舞い、この手紙は焼き捨て、
すべて忘れて、今まで通りの凡俗で取るに足らぬ人生を歩むといいだろう。

だがもし貴公が、
辺境の森で羽虫共の相手をするだけの人生で終わるような男でないのならば、
そのチャンスは今まさに貴公の手に握られている。

色よい返事を期待している。

この記事へのコメント

  • 名無しさん より:

    so sexy

  • 名無しさん より:

    このまま次に彼女と会った際に、もう一度中に入れてほしい、あの温もりが忘れられない…って言ってしまいたい。
    そして、彼女に気に入られて今度は甘やかされる目的で子宮に戻らされたい。